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ヴァンヌ VANNES

モルビアン湾の奥に位置する、ブルターニュ公国の古都

モルビアンとはブルトン語で小さな海という意味。
キブロン半島とリュイス半島に抱かれた、大小60もの島々が浮かぶ静かな海です。この湾はカキの養殖でも知られています。モルビアン湾周辺は新石器時代
の遺跡が多く、至るところにメンヒルなど巨石遺跡が見られます。
湾の奥にあたるところにヴァンヌがあります。
この町は古代ヴェネートVenetes 人の都市で古くから栄え、ブルターニュ全体にも影響を及ぼした勢力のある町でした。
9 世紀には、封建領主ノミノエによってブルターニュ公国の首都と定められました。また、ブルターニュ公国がフランス王国に併合される調印が行われたのも、ここヴァンヌでした。

 

●旧市街 La Vieille Ville 

旧市街の入り口は、マリーナ正面の門から。サ
ン・ピエール大聖堂を中心に広がる旧市街には木組みの古い家が多く、今も商店やレストランとして賑わっています。「ヴァンヌの家」と呼ばれている建物のユーモラスな彫刻「ヴァンヌとその妻」などを見ながらのんびり散策しましょう(D)。
水曜と土曜に開かれるマルシェものぞいて見まし
ょう。見るからに新鮮な魚介類や野菜、果物などが
ところ狭しと並べられ、多くの市民でごったがえして
います。
マリーナが町の中心にあるのも、海の存在が身近
に感じられ、ヴァンヌをいっそう魅力的な町にしています。

 

 

 

 

 

 

●城壁 Les Remparts

ヴァンヌには城壁が築かれ、現在もその一部が残っています。外堀は花が咲き乱れる美しい庭園となっており、城壁への跳ね橋から見下ろすことができます(A)。


●教会 Cathédrale Saint-Pierre 

正面から見ると左右の塔の形が違いますが、左の塔は13世紀の創建当時のまま残っている唯一のものです。
内部にはフランボワイヤン・ゴシック様式の美しい壁や、イタリア・ルネッサンス様式の円形の礼拝堂などが、絶妙に調和しています。


●洗濯場 Les Lavoirs 

屋根が特徴的な古い洗濯場もヴァンヌの名所の一つ。すぐ下を流れるマール川で洗濯をして、建物の2階部分で乾燥させたといいます。


●コユー博物館 Musée de la Cohue 

コユー(中央広場)はブルターニュでよく見られる場所で、卸し売り市場に使われていました。もとは教会の敷地でいくつもの道の交わるヴァンヌの中心地にあります。2階は宮廷として使われ、裁判も行われていました。フランス革命以後1950年代までは、劇
場として使われていました。現在は改修されて博物館になり、19世紀から現代までの作品や宗教関係の美術品が展示されています。特にこの地方の画家の作品を多く収蔵しています。すぐ側のアンリ4世広場のまわりでは古い家が何軒も見られます。

 

観光局:1, rue Thiers 
Tel: 02 97 47 24 34  Fax: 02 97 47 29 49 
Mail: tourisme@pays-de-vannes.com 
URL: www.pays-de-vannes.com/tourisme 
鉄道:パリ/モンパルナス駅から直通TGVで約3時間。

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