|
モン・サン・ミッシェル湾 Baie du Mont Saint-Michel
修道院のあるモン・サン・ミッシェル島で有名です
が、手つかずの自然が残る地域としても知られて
います。
世界でも有数の干満の差がある湾で、大潮のとき、湾の奥の地域では13〜15メートルもの水面の差があり、海が満ちるときは「馬が駆けるよう」な勢
いで海水が走ってきます。
ヴィヴィエ・シュル・メールLe Vivier-sur-Merに情
報センター「メゾン・ド・ラ・ベイ」があり、「モン・サン
・ミッシェルのサンゴ」と呼ばれるウミミミズのつくる
土手見学や、カキ、ムール貝の養殖見学、干潟に
なった湾を歩くツアーを主催しています。運が良け
れば野生のアザラシやイルカを見ることができる
かもしれません。
湾内には砂が絶えず動いて危険な場所もあるの
で、必ずガイドと一緒に行動することが必要です。
ラ岬 Pointe du Raz
ラ岬は年間100万人もの人が訪れる人気観光地で す。インフォメーションセンターから岬までは、整備された遊歩道を10分ほど行きます。天然ガスで走るバスが巡回しているので、それに乗るのもいいでしょう。バスなら数分、岬からはここが最果ての最果てかと思わされる、ダイナミックな風景が目前に広がります。
勇気のある人は、更に岬の先端にせり出す岩場の奥まで行くことができます。「ここから先はあなたの責任で」という立て札を横目に、突端へ続く細い道を進みましょう。足場が悪いので滑りにくい靴が必要。天候が悪いときや強風のときは行くのを避けましょう。手すりも無い岩を越えるのに四苦八苦し、ふと下を見れば、岩場に砕く波しぶき。思わずめまいがしそうですが、20分ほど頑張ると突然断崖絶壁に出ます。
突端からの眺めは格別です。はるか下には海鳥の舞う尖った岩が海から突き出しており、そのまわりに波が砕け散っています。正面の海上にラ・ヴィエイユ灯台、遠くにはサン島が望めます。ブルターニュの端に来た気分を充分に味わえる場所です。
(カンペールから40km、バスで90分。)
モルビアン湾 Golfe du Morbihan

モルビアンとは小さな海のこと。2つの半島にぐるりと囲まれた内海は、気候も温暖で、波も感じられないほど海も穏やか。60もの島々が点在し、ヨットや漁船が行き交う風光明媚な風景は、荒々しい海岸線が多いブルターニュの別な側面を見せてくれます。
湾内はクルーズを楽しむこともでき、いくつかの大きな島には上陸して散策も可能です。いちばん大きな島はモワンヌ島Ile aux Moinesで、アルス島Ile
d’Arzと並んで渡る人が多いところです。中には完全にプライベートの島もあり、島の上に家が一軒だけぽつんと建っていることも。
モルビアン湾はカキの養殖が盛んで、海の幸が看板料理のレストランも多く見られます。夕陽の美しさで知られるモルビアンの海を眺めながら、新鮮な魚貝の料理を楽しむのもおすすめです。
税関吏の道
―Sentier des Douaniers

「サンチエ・デ・ドワニエ(税関吏の道)」とは、その名のとおり、密輸を取り締まる税関吏が使った海沿いの小道。フランス全国、海岸沿いにぐるりと張り巡らされています。この税関吏の道は現在は遊歩道として整備され、海を間近に見ながら気軽に自然を楽しめるとあって、非常に人気があります。
ブルターニュは海に囲まれた地方なだけあり、税関吏の道は1700kmにもなります。車では入れない小さな岬の突端まで行けるなど、ブルターニュの海の魅力を身近に満喫できます。山岳地帯と違ってアップダウンも少なく、子どもでも歩くことができ、ゆっくりと花を見たり、バードウォッチングを楽しむのに最適です。
代表的な花
代表的な花は、紫陽花やシャクナゲ。シーズンなら民家を飾る藤棚も印象的です。アジョンも各地で見られ、ココナツの香りがする不思議な花です。アルメリー・マリティムは海辺で咲き乱れ、薄いピンクの敷き物を敷いたようになります。グレナン・スイセンはグレナン諸島でしか見ることのできない、絶滅の危機に瀕したこともある花。ブリュイエール・サンドレーもポピュラー。
(トップへ)
|